真壁ケイト(吉高由里子)は、週刊イーストという雑誌の記者をやっている。
有名な映画字幕翻訳家の母と2人暮らしをしており、徹夜の張り込みもこなすなど仕事に打ち込んでいた。
そんなある日、母が突然くも膜下出血で倒れ、そのまま息を引き取ってしまった。
息を引き取る間際「あなたのお父さんはキアヌ・リーヴス」という謎の言葉を残して。
自分の父親はキアヌ・リーヴス?
葬儀が終わり、遺品整理していると母親とキアヌ・リーヴスのツーショットが出てくる。
そんなわけないと思いながらも疑いが晴れないケイト。
仕事人間なケイトは休みを早めに切り上げ、早速前から追っていたネタを追いかけはじめる。
今回のターゲットは、振り込め詐欺にあっている茶道教室の先生ということで、正体を隠し生徒として近づくケイト。
なんとか聞き出そうとするが、なかなか手ごわく苦戦していた。
会社に戻ると、元彼の尾高(柄本佑)がいて、今夜お悔やみを言いたいから家に寄っていいかと言われる。
そこでケイトは母親の謎の言葉とあのツーショットを見せ、自分の父親はキアヌ・リーヴスかもしれない、と尾高に相談する。
すると尾高は「素敵じゃないか。信じろよ。」とケイトに言うが、その帰り道何かを知っているような顔をして運転する尾高の姿があった。
殺人犯が父親かもしれないなんて…
追っていた振り込め詐欺の件を調べていく日々の中、ケイトは引き続き母親の遺品整理をしていた。
その時、母の大学生時代の卒論の最後のページに指輪が挟まっており、中にはT to Aの文字があった。
指輪の送り主が誰なのか、この送り主こそが自分の本当の父親なのかもしれないと思ったケイトは、指輪が買われた店へ購入者を訪ねに行く。
そこで聞いた名前はなんと昔起きた無差別殺人事件の犯人の名前「のとあとおる」であった。
ケイトは茫然とし、慌てて今の彼春樹(重岡大毅)にそのことを伝えるが、彼は「けいさんが誰の子どもであろうが関係ない。結婚しよう」とプロポーズをする。
どん底から頂点まで上がったケイトは、無事に振り込め詐欺事件のスクープも勝ち取ったが、結婚する前にどうしても父親のことをはっきりさせたいと思っていた。
一度尾高が「のとあとおる」の写真を撮っていたことを思い出したケイトは、尾高に何か知っていることがあるなら教えてほしいと言うが、なにも知らないとはぐらかされてしまう。
仕方なく家に帰り、晩御飯を食べていると春樹がやってきた。
どうしたの?とケイトが聞くと、春樹は「やっぱり結婚の話はなかったことにしてほしい。結婚したからには子どもは絶対に欲しいけど、そうなると殺人犯の遺伝子のことがどうしても気になってしまう。ごめんなさい。」と言った。
突然、幸せから突き落とされたケイトは、ただ言葉を失って立ち尽くしていた。
視聴者の反応は、「期待を良い意味で裏切られた」「重いけど続きが気になる」と予想より重たい内容だったという声が多かった。
このシーンを見た視聴者の反応
※紹介している作品は、2020年1月時点の情報です。
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