レン（清野菜名）と直樹（横浜流星）がどうして出会ったのか。
それは直樹にはレンの「ここから出して！」という心の叫びが聞こえたからだった。
直樹は衝動的にレンに催眠術をかけることでレンをミスパンダに仕立て上げて、そこから二人のコンビが始まったのだった。
レンと直樹が東京誠立大学の構内で話していると、学長が学生服の男に刺される事件に遭遇した。
犯人は3浪中の浪人生で、学長の息子が大学に不正入学したという疑惑を恨んでの犯行だった。
副学長は記者会見で、不正入学の事実を認め第三者委員会を開き、きちんと検証すると発言した。
直樹はミスターノーコンプライアンス（佐藤二郎）に呼び出され、この問題を明らかにするよう指示された。
ミスターノンコンプライアンスの正体は？！
直樹はまたレンにパンケーキを食べに行こうと誘い、目の前でメープルシロップをかける。
催眠術にかかったレンは不正入学の件についてのビデオを見せられ、ミスパンダに変身する。
いつものように楽勝だというミスパンダだったが、突然頭が痛み周りが燃えている光景が見えた。
心配する直樹をよそに、何か思い出せそうだけど何も思い出せないからいいやというと、ミスパンダはそのまま走り去っていった。
そのころ、大学では問題検討のため、第三者委員会が開かれようとしていた。
そこにミスパンダが現れ、不正入試問題の黒幕はこの中にいると宣言し、適当に犯人はこの人です、というと去っていく。
一方直樹は、彼女であるあずさと、その父親の3人で食事をしていた。
なんとその父親は、直樹にずっと指示を出していたミスターノーコンプライアンスだった。
あずさの前では、2人はあくまで彼氏と父親という態度で接しており、他人行儀に会話をしていた。
すると昔あずさがコアラの被り物をした、コアラ男に誘拐された事件についての話になった。
直樹と父親がその話をしていると、あずさは段々と顔色が悪くなり、最後には「その話はもうやめて！」と叫ぶ。
直樹と父親は特に驚きもせず、意味ありげに2人で目配せをしてまた別の話題へと切り替えるのだった。
もう一人の少女
そのころ、不正入学疑惑がかけられている息子は、テレビ取材を受けたことによってどんどんと追い詰められていく。
こうなったのは全部父親のせいだと思った息子は、父親が入院している病院へ向かい、寝ている父親の首に手をかける。
学長が息子によって殺されたという連絡を受けた副学長は、事実関係を検証した第三者委員会の結果を記者会見で発表していた。
するとミスパンダの動画が突然流れ始め、そこには合コンをする第三者委員会の委員である元文科省事務次官の柳本の娘が映っていた。
柳本の娘は、父親にお願いすればどんな大学でも入れるんだから、と得意げに話していた。
記者たちにどういうことかと問い詰められた副学長と柳本は逃げるように会場をあとにし、部屋に戻ったあと口論をし始める。
副学長は学長になりたかった、柳本は不正入学をあっせんして謝礼金をもらいたかった。
2人にとって学長の存在は疎ましく、利害関係が一致した二人は、学長の息子が不正入学しているという噂をでっちあげ、学長の座から引きずり下ろす計画を企てたのだった。
そこにミスパンダが現れ、学長が実は死んでなかったことを告げる。
無事不正入学事件は解決し、直樹はミスターノーコンプライアンスに完了報告をして去った。
一方、母親のお見舞いに行ったレンは、「ほんとリコが死んでくれてよかった」と言い、狂ったように塗りつぶされた箇所を剥がそうと爪でこする姿を目撃してしまった。
その様子を見ていたレンは、幼い頃の記憶を思い出していた。
それは、幸せそうにご飯を食べる母と娘。
そして母親がうっとおしそうに投げたバナナを食べる、檻のような囲いに入れられたもう1人の娘だった。
視聴者の反応は、「 集中力が要る… 」「 少しづつ謎が明らかになってく。 」と1話ごとに深まる謎に注目する声が多かった。
このシーンを見た視聴者の反応
※紹介している作品は、2020年1月時点の情報です。
現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
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