世間では、裏で甘い汁を吸っている奴らを成敗する「ミスパンダ」が話題になっていた。
自分をパンダだと言う彼女は世の中のグレーな部分に「シロクロつける」ため、悪事を働く奴らに直接攻撃をして懲らしめていた。
レン(清野菜名)は女流囲碁棋士であったが、ネガティブな性格のせいでいつも負けてしまうことに悩んでいた。
そんな性格のせいで友達もいなかったが、唯一の友達である直樹(横浜流星)とはよくパンケーキを食べにいく仲だった。
直樹は医学部の学生で、メンタリストとしてテレビ出演をするなど活躍していた。
世間では包帯を巻いた女性が、謎の動画を残して飛び降り自殺をした事件が話題に。
直樹はミスターノーコンプライアンス(佐藤二郎)と言う男に呼び出され、この事件について明らかにするよう指示される。
レンは直樹に誘われ、またパンケーキを食べに行き、目の前で直樹がパンケーキにメープルシロップをかけると意識を失った。
するとミスパンダが現れ、直樹が「さぁ出番だよ、ミスパンダ」と言った。
振り返ったミスパンダはなんとレンで「待ちくたびれたよ、飼育員さん」と笑い、どこかに走り去っていった。
ミスパンダ参上!
ミスパンダは飛び降り自殺した女性の葬儀に突然現れ「わたしがシロクロつけるから!」と言って、女性が勤めていた会社に侵入したビデオを流す。
その後女性が残した謎の動画の続きを流し、彼女が自殺ではなく、殺されたのではないかと参列者に思わせた。
その夜、直樹は女性が勤めていた会社で待ち伏せしていると、会社の社長がやってきた。
ミスパンダが流した動画にかけた罠にまんまとハマった社長は、証拠隠滅のために会社へとやってきたのだった。
社長が女性を殺した犯人だとわかった直樹は、反撃しようとしてきた社長を気絶させ「ここからが本番だよ」とつぶやく。
直樹とレンそれぞれの家族には謎が…
目が覚めた社長は拘束されており、目の前には生配信用のカメラが。
震えている社長の前に、手術服を着たミスパンダが現れた。
「シロクロ摘出手術を始めます。」と言って、謎の動画の続きを流した。
動画の続きは、女性が社長から毎日セクハラを受けていたことを告発した内容だった。
社長秘書が事件の全てを白状し、社長が女性を殺したことを認めた。
ミスパンダは社長の顔をパンダの顔に整形しようと楽しそうにメスを顔に近づけるが、社長が「助けてくれ、ここから出してくれ」と叫ぶと、その言葉に反応して舌打ちをする。
すると「あんただけ生きるなんて不公平だろ!」と叫び、ミスパンダはメスを突き立てようとする。
動画生配信は突然中断し、間一髪のタイミングで直樹が腕を掴んで止めに入った。
直樹が「もういいよお疲れ様」と抱きしめ頭をポンポンと2回叩くと、ミスパンダはフッと気を失う。
次の日レンは目が覚めると何も覚えておらず、腕についた指型のあざに驚く。
一方直樹はパンダのぬいぐるみを見つめ、ぬいぐるみをくれた自分の父親のことを思い出していた。
レンはバナナを持って、入院している母親のお見舞いに来ていた。
「おかえり、レン」とほほ笑む母親の傍らには、レンが持っている母親との写真と同じ写真が飾られていた。
ただひとつ、真っ黒に塗りつぶされている子どもが違う点を除いては。
視聴者の反応は、「 1話完結×全話通しての謎解きのバランスが心地よい! 」「シンプルに面白い!」などストーリー性があることに称賛の声が多かった。
このシーンを見た視聴者の反応
※紹介している作品は、2020年1月時点の情報です。
現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
コメント